お客様よりよくお問い合わせいただくよくあるご質問をまとめました。
お米を炊く前に、ぜひ下記ポイントを実践してみてくださいね。
1. お米を炊飯器や鍋に入れる前に、冷水で洗います。
米を水に浸し、軽く手でこすり合わせるように洗います。この過程で出る白い濁りを何回か水で洗い流します。通常、水が透明になるまで2-3回洗います。
2. 水加減を調整する: 米を洗った後、適切な量の水を加えます。米と水の比率は通常、1対1.1または1対1.2が目安ですが、お米の種類や好みによって異なります。
3. 浸水させる: 米を30分から1時間ほど水に浸すことで、米粒が水を吸収し、よりふっくらとした炊き上がりになります。
直射日光が当たらず、強い匂い物から離し出来るだけ涼しくてあまり温度差がない場所がオススメです。
主食用として12銘柄・もち米1銘柄・醸造用2銘柄が産地品種銘柄に登録されています。
ちなみに作付が多いのは、1位コシヒカリ・2位ヒノヒカリ・3位おいでまい・4位あきさかりです。(R5年産)
炊き上がったらできるだけ早く、保存容器やラップで包みます。蒸発しようとした水分を容器などの内側に留め、温め直したごはんがふっくら、やわらかくなります。
ただし、冷凍庫に入れるのは、熱いまま入れると霜の原因となったり、すでに入っているほかの食材を傷める原因につながるため、粗熱をとってから入れてください。
お米は野菜や果物などと同じ生鮮食品の扱いとなるため、同じように賞味期限や消費期限の表示はされていません。その代わりに、お米には法律で、精米時期の表示が義務化されています。家庭での保存状態にもよりますが、白米の場合、常温では1ヵ月ぐらいと考えれば良いでしょう 。
昨今のお米は、お米は研ぐのではなく洗う!洗うことでぬかや汚れを落とすことができます。研ぎ方は、3回程度を目安に、指の腹を使って、米粒の表面をこするようにしやさしく洗いましょう。 研ぎすぎや洗いすぎはお米の旨み成分や栄養素の流出になります。
精米した白米の表面には、通常の精米装置では取り切れない肌ヌカ(精白米の表面に残っている粘着性の高いヌカ)が残っています。この肌ヌカを取り除くために、精米した白米を炊く前は研ぎ洗いが必要となりますが「無洗米」は、その肌ヌカをほぼ完全に除去したお米のことです。
無洗米加工により通常の精米比べヌカが取り除かれた分、カップで計量した際、普通白米より米の正味量は多くなるため水加減を多くします。
ただし、無洗米加工方法により異なりますので米の袋に記載された水加減や無洗米専用カップなどで調整してください。
法律でその年の収穫されたお米を、その年の12月31日までに精米したものを新米と定義されています。
一般的に、お米は8月から11月にかけて収穫されます。そのため、収穫されたお米は収穫されたその年いっぱいは新米として販売されています。
お米に害虫が出るのは自然発生ではなく、外部から侵入することが原因です。主な移動パターンは飛来、飛翔、飛べないタイプがあり、ノシメマダラメイガやコクゾウムシは飛翔可能です。
これら害虫はお米だけでなく小麦粉やパスタも餌にするため、室内で増殖後にお米保存容器に移動することもあります。
そのため、食品をしっかり密封し、室内と保存容器を清潔に保つことが重要です。
ただし、ビニールに密封しただけでは完璧とは言えず、長期保管を避け、1カ月程度で消費することが推奨されています。
害虫が気になる場合は、厚手のビニールで包み、冷蔵庫の野菜室に保管すると良いでしょう。
害虫は15°C以下で活動が鈍り、増殖できなくなるためです。
「乳白粒」「粉状質米」「白未熟粒」「しらた」は高温障害によるもので、稲が高温や低日射条件下で育つと発生します。
稲のでん粉合成酵素が阻害され、粒の中に空気が多く入り、乱反射して白く見えるのが原因です。そのため、粉状質米は米質がもろくなりやすいです。
古さや保存方法とは無関係で、食味に影響しますが身体に害はありません。
モチ米の白さも微小な空気のためで品質上の問題はありません。乳白粒が多いと食味が低下しますが、体に悪い物質を含んでいるわけではありません。
ごはんに含まれているでんぷんは、ゆっくりと消化されて、血糖値の上昇が穏やかなので私たちの身体に負担をかけず、腹持ちもよくて体脂肪にもなりにくいという特徴があります。しかも、塩分やコレステロールを含まず、ごはん中心の和食は最適な食事なのです!
米袋の穴は、 米粒の呼吸のためにあるのではなく、単なる空気抜きのためです。 袋詰めされた精米は重量があるため(2~10キロ)、 普通は積み重ねて運搬されディスプレイされます。 その際、加工食品のように密封した状態だと、 輸送中に衝撃を受けた袋や、保管中に下に積まれた袋がパンクしてしまう恐れがあります。そのために、わざわざ空気抜きの穴を設けて、袋がパンクしないようにしているのです。また、長期保存用の米袋は空気を遮断するよう穴のあいていない精米袋になっています